
すでに車両お渡しは終わっているのですが、
NA8Cのエンジンオーバーホールが途中で終わってましたのでその続きです。





エンジンオーバーホールの一番の目的はオイル消費を無くすというもの。
しかし、せっかく分解組みあげするので交換できるものは全てやっておきたいところ。
今回も左のエンジンマウント(ちぎれてますね)やクランクプーリー、そして
せっかくオーバーホールしてオーバーヒートは嫌ですので電動ファンモーターまで交換しました。

その電動ファンモーター。
オーバーホールしたらその周辺の補器類などもリフレッシュしないと
下手すると新品同様になったエンジンにダメージが来ます。
本当にお金掛かりますよね~・・・。

インジェクターのOリングなども新調。
ぱっと見大丈夫そうですが意外に触ると簡単に切れることがあります。
この状態で普通に長距離ドライブとか走ってるんですよね。

ハーネスのゴルゲートチューブも大体ボロボロです。この個体は
無くなってむき出しになってました。


チューブもストックがあるのでそれで対応します。
ハーネスが直接あの高温にさらされると思うと放っておけません。
なんでそんなに色々時間が掛かるんだと思われそうですが、
30年以上前のクルマです。ほぼ全ての作業にイレギュラー&プラスアルファが
追加されます。時間が掛かるのには理由があるのです。
どうかご理解を。。

パワステポンプも珍しくフルード漏れしてました。


クラッチ廻りももちろんリフレッシュです。


こうして、ようやく火入れが出来ます。
で、やっとテストだ!と喜んでると・・・。

左フロントのキャリパーがこれです・・・。
そうだった・・・。初めの点検で引きずってたの確認してたんだった・・・。
とロードテストが延期に・・・。

ピストンもやはり腐食が。
ビートやNA、NBで、「ブレーキのメンテ歴??パッドは換えたけどキャリパーはどうだろ」
と言う方は絶対一度開けた方がいいと思います。
最近、ビートオーナーさんで超久々に乗ったら
リアキャリパーが固着していて出先で煙が上がりとんでもないことになったという
話も聞きました。


キレイになったシリンダーに新品ピストンを入れます。


こちらはリア。


これでようやくVスぺが元気に思い切って走れるようになりました。
車検ももちろん一発で合格!
オーナーさん、今頃海の上でしょうか。。
陸に戻ったらVスぺとたくさん遊んであげてくださいね~。