
数年前に中古車屋さんで購入され、納車後3日ほどで持ち込まれ散々私に指摘されたビート。
本当にあちこち手を入れましたね。
今回は車検でお預かりしましたがホイールが純正になってたりして
だんだんとキレイなオリジナルになっていってます。

ドアガラスの立て付け調整とホールシールの張替え。
途中の画像です。意外に時間掛かりました・・・。

遠い昔に廃盤となった燃料ホースとまだ供給されている燃料フィルターです。
車検で燃料ホースを交換するクルマって普通ないでしょうね。
さすが30年以上って感じです。
でもまだまだ交換しているビートは少ない気がします。
いつかは通らないといけない道。

車検の際には走行距離を確認しますが、こちらのビートは前回より軽く1万キロ以上
走行が伸びてました。中には1000キロ・・・とかの個体もあるなか結構楽しんで
おられるご様子。
大分のオーナーさんなんですが、毎月のように阿蘇などに
仲間たちと走りに行ってるそうです。
話を聞けば聞くほど1台のクルマが人に与える影響って凄いなと思いました。
でもそのクルマが健康でないと一度に数百キロも走破するのは難しい話。
その健康維持にお役に立てているようでまた嬉しい瞬間でした。
帰る間際にオーナーさん、「ブログ見てますよ!でも載せるのはビートだけにして欲しいな~」と。
いや~お気持ちは分かるんです!
ビートだけとかロードスターだけ、もしくはホンダだけとかに限って欲しい!と
思っている人いるだろうな~といつも思ってました。
でも、前回の記事のロードスタープロショップネットワークでも書きましたが
私の中でビジョンがあってその目標達成にはいろいろな角度で見たり
体験したりするのが大事だと思ってます。
ビートのメンテナンスするのにロードスターのメンテナンスが役に立つことが
結構あります。もちろん逆も。
ヒートではこうなのにロードスターではこうなんだとか比較できるのもメリットです。
私は大好きなクルマの整備・修理の技術が向上し、それが世の中の役に立ち、
そしてそれが仕事として成り立つのであれば最高の幸せです。
皆さん、どうかお付き合いくださいませ~。