
こちらの個体もいろいろありましてオーバーホールの真っ最中です。
最近ビートオーナーになられたようですが、ほとんど乗れずに当店に入庫となりました。
エンジンチェックランプ点灯にオーバーヒート、6000rpm以上なぜか回らない・・・。
やみくもにオーバーホールはしたくありませんので、本当に必要なのかという判断を
ギリギリまでします。
オーバーヒートはコンプレッサーのフィールドコイルが原因、
チェックランプはO2センサー。
6000rpmはバルブスプリングを逆に組んでる??とも考えましたが
それこそこの前、逆に組まれたのが運び込まれて修理したばかりでしたので
まさか・・・と。
オーバーヒートは幾度に渡り経験しており、
オーナーさんの希望もありオーバーホールすることに。
どちらにしても、ビートのエンジンはオーバーホールするに越したことはありません。

一度開けられてました。どうも軽くオーバーホールされていたようで。

なのでエンジン内はキレイ。
しかし、やはりバルブスプリング、逆に組まれてました・・・。
今走り回っているビートの中にはもしかしたら結構居るのかもしれませんね。
バルブスプリングを逆に組まれた個体が。

ウォータージャケットには錆が回った跡が。
クーラントもとても薄かったです・・・。

前回のオーバーホールはピストンリング交換程度だったようです。
今回、開けてみて正解でした。
只今加工屋さんにて段取り中です。
オーナーさん、これ見てワクワク?してもらえたら嬉しですね~。