最近はエンジンを降ろしてタイミングベルト周辺を中心にのメンテナンスが多いです。
当然、ヘッド廻りをじっくり見れますが、問題を抱えている個体に遭遇する
ケースが増えたような・・・。
画像はカムシャフト。上が今回入庫したバージョンFのもの。
下がうちの中古ストック。
デスビを駆動しているギアの位置がずれてますね。ギアの刃も傷だらけです。
オーナーさんが所有してからはタイベル切れなどの経験はないとのこと。
「いつもキッチリ回します」と。このままでは危なかったかもです。
とりあえず今回開けてみて正解。もちろんストックと交換になりました。
プラグホール内も2番はしっかりオイルが溜まってました。
左は溜まっていない1番。右がその2番です。
スポイトでしっかり吸い取ってプラグ確認です。
このOリングがペッタンコなの分かります?
こちらが新品。頼もしい弾力です。
今回は、クスコの1.5WAY組み込みも頼まれてました。
ミッションを分解すると結構な汚れが・・・。
必然的にフル洗浄ですね。
いつも心配な3,4,5速の3兄弟。
距離は20万キロちょっと。正直、意外にシンクロかみ合いの状態は良く。。
このままオーバーホールしていきます。
すべてのシンクロセットにベアリング類、交換しました。
そのLSDを組み込んでいきます。
ミッションケースは削る必要があります。
逆ネジのボルトも当時のものではなく新品に。。
完成の画がなかったのですが、今は地上に降りて走り回ってます。
ではではオーナーさん、土曜日いろいろお話しましょう!